雨小物でずっと快適に

いやな長雨も、ちょっと小物をプラスすると、街でもトレッキングでも随分と快適になるものです。その代表的なグッズが、レインハットとレイングローブ。言い換えれば、防水の帽子と手袋です。

存在は知っていても、なかなか購入まではされない方も多いようですが、私は必ずおすすめするアイテムですので、ここでもはじめにご紹介。

【レインハット】
これからの季節はなおのこと、レインウェアのフードをかぶっていると蒸し暑くなります。さらに首の可動域が狭まってしまい、視界も狭くなりがちです。そんなときにレインハットがあるとずっと快適に過ごせます。屋久島では必須ですね。
写真はTHE NORTH FACE 「GTX HAT」

【レイングローブ】
しんしんと降る雨であっても、雨に濡れた状態が続くと、どんどん体力は奪われてしまいます。それどころか、どろんこの濡れた地面や岩に手をつくのを嫌がってしまいがち。手をつかないように歩くと、足場の悪いところで転倒する恐れもあって危険です。そんなときにレイングローブが活躍します。

レイングローブは、冬のような寒い季節にも行動時に使いやすい厚さなので、オールシーズンで重宝します。
写真はMOUNTAIN HARD WARE「プラスミックグローブ」

同じくあるとずっと快適グッズ、レインウェアのケア用品。洗剤と撥水剤。これは、使うとまったく違います。

・防水はGORE-TEXなどのフィルムで水をストップする機能。
・撥水は水を玉にしてはじく機能。

レインウェアの水弾きが悪くなってくるのは、汚れで撥水力が落ちてくるのが原因です。

元からある撥水加工を落とさないように、皮脂や土埃などの汚れを落とすのが、専用洗剤の役割。さらに、撥水の機能（DWR）を回復させるのが専用の撥水剤の役割です。

各社このケア剤を出していますが、すすぎ剤として撥水剤を投入するタイプの「STORM」が簡単で便利です。写真左の1回分おためしパックもありますので、まずはこちらで試してみてもいいですね。

今度は街寄りで。ケア用品でいうと、HUNTER「ラバーバッファ」も定番です。HUNTERのようなラバーブーツは、どうしても白く粉を吹いてくることがあります。そんなときは（もしくは、そうなるまえに）、こちらのスプレーをシュッシュして拭きあげることで劣化を防いで綺麗になります。

梅雨時期に久しぶりに靴箱から取り出した、諦めムードの漂う白い粉ふきハンターブーツも、復活です。隠れた人気商品です。

ハンターの珍しいガムソールが入荷しています。メンズサイズでの展開となりますが、丈が短いのでいろんな服装に合わせやすくなっています。これから6月以降の「ロングブーツだと蒸し暑い季節」や、「フェスでも活躍しますよ。

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